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2008/11/25

【スコットランド・ハイボール紀行29】旅の仲間

早朝フェリーでアイラを出発。
例によって食堂の座席をキープ。

朝からウイスキーの話

朝からウイスキー談義だ。

ウドさん

話がアイルランドになると、アイルランドいいっすよ!最高っすよ!というウドさんは言う。最高っすよ!はウドさんの口癖の一つで(もうひとつは ご存じのことだと思いますが)、ウドさんにはいくつの最高があるのやら、と思うが、スコットランドの風景が好きな人は好きだと思いますよ、という言葉には信憑性がある。

8時を過ぎて、空が青くなってきた。

雲は白く重なり、その上の水色の中に羽毛のような雲のかけら。
波は静かでフェリーは揺れひとつない。

食堂にはいつのまにか我々しかいなかった。

ゴードンとほくとさんはいつのまにかうちとけ、ウドさんとくにさんは今夜行くパブの相談をしている。

俺は今夜のフライトで帰国するが魂はスコットランドに置いていこう
キング・カズの気持ちになってハイボールに口をつける。
フェリーはゆっくりとすすんでいく。

ゴードンとウドさんがウイスキーのスペルの話をはじめた。kyとkeyの綴りについて。時計を見ると針が8時半を指した(朝の)。

もちろんハイボール

旅の仲間がきっと出来る







2008/11/24

【スコットランド・ハイボール紀行28】アイラで山崎を飲む

アイラ島最後の夜はマクリー・ホテル内のレストランでのディナー。
この島での滞在は、ホテルが野原の真ん中にあったということもあるが、(昼間飲みすぎて出歩くのもおっくうだったというのも正解)ホテル内で過ごす滞在の仕方だった。

「寒い」というのも大きな要素だろう。中が快適で外に出たくないのだ。

また、ご飯がおいしいこともあって、外に出る必要性を感じないということもある。
この辺は沖縄の離島の民宿のような感覚。

ハギス

今日は名物料理のハギスをオーダー。

ハギスの中身はこんな感じ

ハギスを食べていくとこんな感じ。

サーモン

メインはサーモン。スコットランドではサーモンも美味しい。

ポテトポテトポテト

そして付け合わせに大量のポテト。

この付け合わせの野菜が食事を充実させていて、何より目で見る満足感が素晴らしい。
しかも、作り置き的な適当感はまるでなく、しっかり今出来上がりました、というところがうれしい。

食欲旺盛なゴードン

重役ならぬ運転手のゴードンはポテト大好き。ちなみに携帯はノキアで、俺と全く同じ機種だった。

味は正直繊細さは無いものの、勢いというかなんというか、美味しいなあと思いながら食べれる料理なのだ。温かさと、ボリュームと、シンプルな味わい。腹一杯、と腹をさすりながら、翌日もまた腹一杯食べてしまうあの感じは捨てがたい魅力だ。

日本代表・山崎

食後は部屋で山崎を。うまい。本場のウイスキーに負けてないのがすごい。
日本のウイスキーをアイラで飲む感慨でつい杯がすすむ。

窓の外は刺すような寒さで、窓辺のオイルヒーターが暖かい。草の上の羊たちは夢を見ているだろうか。夜はこうして更けていったのだった。

ウイスキーと過ごすあなただけの夜







2008/11/23

【スコットランド・ハイボール紀行27】アイラ・ハイボール・マラソン

1日3件の蒸溜所見学は意外とハード。なぜなら酒を飲んでいるからだ。

朝9時から飲み始めて夕方までずーっと飲んでいる。しかも強いウイスキーだ。なのでずーっといい気持なのだが、やはりダメージがたまってくる。そのダメージを吹き飛ばすために、ホテルについてまた飲むわけだ。もうマラソン状態。

一度止まったらもう走れなくなる。

マクリーホテルのバー

マクリーホテルのバー。レストランのウェイティングスペースにもなっていて、みんなここで1杯飲んでからレストランに入っていく。この辺は文化なのだなあと感心した。外人さんの家族連れも、かならずここでお父さんとお母さんが1杯飲んでから、食事に行くのだ。我々は腰を据えてがっしり飲みました。

ホワイト・ホース x ソーダ

1杯目はホワイトホースのハイボール。ホワイトホースはガイドのウドさんをスコットランドに呼び寄せた酒。学生時代に飲み屋で飲んだホワイトホースのおいしさに、若いウドさんは留学を決意したそうだ。

角を思わせてほんのり甘く優しい味だ。

ブラックボトル x ソーダ

2杯目はブラックボトルのハイボール。アイラのウイスキーだけで作られたブレンデッドで、これはまた美味しい。飲みやすさ+うまさという感じ。ピートが効いている。

ラフロイグ10年 x ソーダ

そしてラフロイグ10年のハイボール。ソーダを注ぐと独特の香りがたちのぼる。

写真で見るとほとんど変わらないが、味は結構違う。ハイボールの奥の深さである。

明日は、マクリーホテルでのディナーをご紹介します(世界の車窓から風)。

ストレートもいいけどハイボールもね






2008/11/22

【スコットランド・ハイボール紀行26】荒々しさの魅力

アイラ島で最後に訪れた蒸溜所はラフロイグ

ピーティーなその荒々しい味と同じく荒々しいロケーション。
荒い波が打ち寄せるそのそばにたたずんでいる。
ラフロイグは愛好家には怒られてしまうかもだけれど、消毒薬のような味が、飲んでいくと癖になる独特のウイスキー。

ラフロイグ

普段はフロアモルティングをしているそうだが、見学時は休み。

ウイスキーキャットが必要な蒸溜所なのだが、そこは細かいところは気にしない荒々しさ。ウイスキーの味と似ている。ウイスキーキャットは蒸溜所に動物がいるのはいかがなものか、ということで禁止になったそうだが、ネズミはいいのだろうか。不思議。

外人さんたちも熱心に聞いていた

今回はデンマークから来たという4人組の男性たちと一緒に見学。

ピートはそのままでは匂いはしない。
火にくべるとふんだんに含まれた海藻が独特のにおいをつけるのだそうだ。

ピートを運ぶ「世界でいちばん短い鉄道」。

世界一短い鉄道だとか

チャールズ皇太子はラフロイグの大ファンだそうで、これは見学したときの様子。
スコットランド伝統のタータンチェックのスカートをはかされているが、
なんとも恥ずかしい。

チャールズ皇太子の恥ずかしい写真

スティルポットは大きさが違うものがいくつも並んでいる。
ラインアームの角度は直角

秘密基地のようだ

色合いもなんだか荒々しい感じ。細かいことは気にしないぜ!って感じだ。

銅色に輝くスティルポット

野性味あふれるラフロイグだったが、ラウンジはとても素敵なスペース。
ゆっくり試飲ができる。

素敵なラウンジでラフロイグを味わう

ラフロイグのクォーター・カスクをいただいた。
樽の色合いや味わいが移って、ソフトになった荒々しさ。うまい。

ラフロイグのクォーターカスク

美味しそうに飲んでいるデンマーク人たちに挨拶して外に出ると、雨が落ちてきた。
海の向こうには雲はない。またすぐ雨はあがるだろう。

いろんな味が楽しめます




2008/11/21

【スコットランド・ハイボール紀行25】太陽に挑む男

アードベッグ蒸溜所内の見学を終えて外へ。

雨水が鏡のよう

仏塔のような形状のキルンはパゴダと呼ばれているそうだ。

パゴダ

海の向こうへ自己主張。

どーんと自己主張

あれ?さっきまでいたくにさんがいない。

くにさん

いた!

くにさんがあんな遠くに!

遠い!

記念に1枚。

くにさ~ん!!

太陽に挑む男の肖像だ。

北の太陽を追いかけて