2014/11/01

『Hanako No.1075 美味しい秋を、大人飲み!女子もそろそろ・・・ウイスキー講座』を読んで夜空を見上げた。

本屋はいいところだ。
なぜならどこかに行かなくてもどこかに行った気分になれたり、何かを発見できるからだ。

今日本屋で発見したのはこの雑誌の特集だ。


Hanako (ハナコ) 2014年 11月13日号 No.1075Hanako (ハナコ) 2014年 11月13日号 No.1075
(2014/10/23)
マガジンハウス

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『美味しい秋を大人飲み!』はまあいいとして、問題はこれだ。

『女子もそろそろ・・・、ウイスキー講座』

なに・・・。

女子も・・・

ウイスキー・・・

だと?

俺のウイスキー遍歴はそれなりに長い。

二十歳の頃、好きだった後輩に振られたショックで安く買えたジムビームを一気飲みしてひどい二日酔いになったのが始まりだ。
ウイスキーとは痛い自分を痛めつけるアルコールの代表格だった。

そして遊びに来た友人に親父のオールドパーを飲まれたこと。
親父が「なんだ!飲んじゃったのか!」と珍しく声を荒げたこと。

就職して先輩の家に泊めてもらい、モルトを初めて飲んで美味しさに感動したこと。

想い出が走馬灯のように駆け巡った。

・・・おいおい、そんな優しい飲み物じゃないんだ、お嬢さん。

大丈夫か、ウイスキーを嫌いになったりしないだろうか、と何故か心配になりながら雑誌を手に取ってめくると、まず白州蒸留所への訪問記事。
なるほど、白州は飲みやすい上に美味しいし、白州は森ガールにとって行ってみたいかもしれないな。

そして見覚えのあるウイスキーカクテルの記事。
なるほど。あれは美味しかった。
特に女子受けするだろう。というか男向けではない。
店もお洒落で落ち着くしな。。

そしてハイボール特集。

銀座ブリックや、数寄屋橋サンボアや、もちろんこの店も。
なるほど、どれも名店と呼ばれている。
うん、行くならロックフィッシュがいいよ。
間口さんはニコリともしないけど、女の子には優しいよ(たぶん)。
何よりハイボールのレベルが他の店とは一段違う(濃いけど)。

そしてバーボンソーダの記事。
なるほど、バーボンソーダ!今飲みたいぞ。

なんだ、いい特集じゃないか。
女子にウイスキー、流行るといいんじゃない、と雑誌を置き、店を出た。

最初に感じた気持ちは何だったのだろう、と思うと、「嫉妬」みたいなものだったのだろうか。
工夫無く、そのままウイスキーを飲むしかなかったあの頃。
ウイスキーで自分を痛めつけたあの夜。
高嶺の花だったオールドパー。
アパートの部屋で飲んだモルト。

色褪せた想い出はウイスキーカクテルの華々しい色と比べるとだいぶ埃っぽいが、それは誇り高い想い出でもある。

それにしてもウイスキーがHanakoの特集になるなんて時代も変わったのだなあ、と夜空を見上げると、(俺を含めた)おじさんたちの想い出たちが認められたような気分が空から降りてきた。

何かうれしいような悲しいような、そんな不思議な気分だった。

ウイスキーズⅡ
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コメント

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No title

このミントたっぷりの画像何度観ても好きです
お酒のある時間を楽しむ期待でいっぱいになります

Re: No title

> このミントたっぷりの画像何度観ても好きです
> お酒のある時間を楽しむ期待でいっぱいになります

ありがとうございます。
飾らないのも好きなんですが、しつらえって大事だなあと思うこの頃です。
ムードもひっくるめてのお酒飲む時間ですもんね!