祝開幕でハイボール!
ちょっと前のことで若干今更感がありますが、ここに書いておくことにする。
後で見返したときにきっと嬉しく思うはずだ。
なにしろ、俺は歴史を目撃した。一生忘れない想い出がまた一つ出来たのだ。
ある晴れた朝、俺はJRに乗って南へ向かった。
会社は休んだ。当然だろう。
4月12日、待ちわびた開幕がやってきたのだ。
関内で降りた時には思わず足が震えた。この時のことを思い出したのだ。
3月11日14時46分。俺はスタジアムにいたのだ。
家に帰れなかったあの日を思いながら、
スタジアムへの横断歩道を渡った。
ふと見上げて目に入った横断幕に胸が熱くなった。
「がんばろう日本」
もう大丈夫だ、と思った。

君が代斉唱の時は立たない信条の俺だが、この日は続いて黙とうがあった。
立ちあがって帽子を取り、目をつぶった。
サイレンの音が消えていった。
胸にせまった熱い何かがプレイボールと共にあふれだした。
日常じゃなかったこの1ヵ月。
ついにシーズンが始まり、日常が戻ってきた!
この日の横浜スタジアムは何か一種異様な空気だったことは間違いない。
それがナインを後押ししたに違いない。

みんな開幕を待っていた。
平日の昼にも関わらずライトスタンドは満員だった。
応援の声は音の塊になってグラウンドに降り注いだ。

歴史的な開幕戦の結果は、9回裏に代打内藤のサヨナラヒットで、グッバイベースボール!
なんと8年ぶりの開幕勝利!
例えば死病にかかっていても、翌年の開幕を観たいために寿命が延びるような、野球ファンというのはそんな人種だと思う。
この世に野球があって、開幕出来て本当に良かった。
きっと野球ファンはみんなそう思っているに違いない、とサヨナラの歓声の中、俺は思った。
少なくとも俺は、そう思った。
帰り道は奮発グリーン車。
1人ハイボールで乾杯。
ゴクゴクと喉を鳴らして飲んだ。美味かった。

後で見返したときにきっと嬉しく思うはずだ。
なにしろ、俺は歴史を目撃した。一生忘れない想い出がまた一つ出来たのだ。
ある晴れた朝、俺はJRに乗って南へ向かった。
会社は休んだ。当然だろう。
4月12日、待ちわびた開幕がやってきたのだ。
関内で降りた時には思わず足が震えた。この時のことを思い出したのだ。
3月11日14時46分。俺はスタジアムにいたのだ。
家に帰れなかったあの日を思いながら、
スタジアムへの横断歩道を渡った。
ふと見上げて目に入った横断幕に胸が熱くなった。
「がんばろう日本」
もう大丈夫だ、と思った。

君が代斉唱の時は立たない信条の俺だが、この日は続いて黙とうがあった。
立ちあがって帽子を取り、目をつぶった。
サイレンの音が消えていった。
胸にせまった熱い何かがプレイボールと共にあふれだした。
日常じゃなかったこの1ヵ月。
ついにシーズンが始まり、日常が戻ってきた!
この日の横浜スタジアムは何か一種異様な空気だったことは間違いない。
それがナインを後押ししたに違いない。

みんな開幕を待っていた。
平日の昼にも関わらずライトスタンドは満員だった。
応援の声は音の塊になってグラウンドに降り注いだ。

歴史的な開幕戦の結果は、9回裏に代打内藤のサヨナラヒットで、グッバイベースボール!
なんと8年ぶりの開幕勝利!
例えば死病にかかっていても、翌年の開幕を観たいために寿命が延びるような、野球ファンというのはそんな人種だと思う。
この世に野球があって、開幕出来て本当に良かった。
きっと野球ファンはみんなそう思っているに違いない、とサヨナラの歓声の中、俺は思った。
少なくとも俺は、そう思った。
帰り道は奮発グリーン車。
1人ハイボールで乾杯。
ゴクゴクと喉を鳴らして飲んだ。美味かった。

余談だが、その後横浜ベイスターズは今日で5連敗。坂道を転げ落ちるように定位置に収まっている。
だが、今年は何かが違う、とファンは思っているのだ。
出来の悪い子供ほど可愛い、とは良く言うが、
まさにその心境である。
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