2010/01/24

【休肝日】この世の果てのレストラン

昨日80時間ぶりに家の外に出ましたが「このまま家から出なくても暮らせるな・・・」
と思ったのが今回得た教訓。

ともあれ、明日から禁酒解除します。やっとハイボールが飲める・・・。

さて、今日の休肝日はレストランを舞台にしたギャグ漫画、
「HEAVEN?」

Heaven?―ご苦楽レストラン (1) (ビッグコミックス)Heaven?―ご苦楽レストラン (1) (ビッグコミックス)
(2005/01)
佐々木 倫子

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「この世の果て」というフレンチレストランに集った主人公たち、
フレンチの経験があるホールは1人だけ、シェフは関わった店すべてが潰れたいわくつき、オーナーはわがままし放題の女性という中で、サービスとは何かに悩むポーカーフェイスの常識人である主人公が頑張るという話。

レストランを舞台にした作品と言えば、ドラマ「王様のレストラン」。

三谷幸喜脚本のこのドラマは、つぶれかけたレストランを伝説のギャルソン・松本幸四郎が救う、という大きな筋書きの中で個性豊かなキャラクターたちが織りなす1話完結のコメディ。
次第に立ち直っていくレストランの姿が時に感動的に描かれて素晴らしくよく出来ていた。

この「HEAVEN?」、てっきりこういう話なのかと思いきや、そうではないのである。

このレストラン、全然良くなっていかないのだ。

いつまでたっても客あしらいを覚えないバイト気分のギャルソン。
銀行を定年後腰かけで働いているソムリエ。
オーナーに振り回されて主体性の無いシェフ。
そして自分勝手にポリシー無く周りを振り回すオーナー。

ともあれ、そのパターン化した笑いが心地よく、一気に読み進んでしまった。

感心したのはレストランにずいぶん取材したのだろうというところ。

ナイフの並べ方を間違えるのは序の口で、
テーブルへの案内でのミス、
違うお客様の料理を出してしまった、
困った客の扱い方、
火が出てしまった時の対応など、
エピソードとしてうまく使っている。
レストラン関係の方は読んでおくと実際に起こった時にも役立つに違いない。

思うに、レストランでは普通に起こることも傍から見れば作品になりうるということ。

自分自身の生活も傍から見ればドラマティックだったりするに違いない。
そんな気分にもさせてくれる作品である。

また、敷居の高いフレンチレストランが親しみやすく描かれているところも嬉しい。

こんな店なら行ってみたいと思わせる。
いや、違うな。こんな店なら働いてみたい。
いつもトラブルばかりだけど、結局笑って1日が終わって、それがずっと続いていくのだ。

永遠なるマンネリというと「ドラえもん」や「サザエさん」。
あのキャラクターたちが他の世界で生きていると思うとほっとする。
超名作と肩を並べることは難しいけど、その雰囲気は感じさせる作品です。

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