【休肝日】酒にまじわれば
これで俺の弱った肝臓も回復するだろうと思うと、飲むのが待ち遠しいです。
さて、よくある質問で一番会いたい芸能人は?というのがあるが、みなさんは誰ですか。
俺はなぎら健壱さん。
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あの語り口と気のおけなさ、親しみやすいルックス。
いつかなぎらさんと酒場で会いたい。
何かいきなり楽しく盛り上がりそうですよね。
そんななぎらさんの酒にまつわるエピソードの数々は朝日新聞に連載していたコラムをまとめたもの。
なぎらさんの本はいつもそこはかない哀しみがすみっこにあって、
面白おかしいエピソードの合間にあるからそれがまた際立つのが好きなのだが、
これは新聞に載っていたこともあってか面白おかしいコラムばかり。
若干物足りない感はあるものの、ああ酒飲みってのは馬鹿だなあ、と頷いてしまう。
そんななぎらさんのエピソード(失敗談?)は本を読んでもらうとして、
俺の失敗談はこんな感じ。
大学の4年生の時、バイト後に友人と後輩の女子3人で飲みに行った。
友人も俺も2人ともこの子のことをちょっと気に入っていた過去があり、なんで俺じゃダメだったの?と酒がつい深くなる。つい飲みすぎて、終電が近付いたので原宿駅まで走り山手線へ。
品川方面の電車に飛び乗って、荷物を棚に乗せ、目の前の席で座ったところで記憶がない。
終点ですよ、と駅員さんに肩を叩かれて、目が覚め電車を降りた。
プアンと過ぎる電車。
見覚えの無い駅のホーム。
「つつじヶ丘」と書いてある。荷物も何も持っていない俺。
既に12時を回っている。
山手線の品川方面に乗ったはずなのに、京王線の調布方面にいる俺。
新宿で乗り換えているのにその記憶がない。
荷物もない。
荷物の中にはテニス道具一式(ラケット、靴、ウェア)、着替え、卒論用に教授に借りた本。
その日は近くに住んでいた友人に泊めてもらったが、結局荷物は出てこなかった。
教授に借りた本は神保町の古本屋で探してみつけ購入。
道具一式はすべて買い換えた。総額10万くらいかかった。
ちなみに一緒に飲んだ友人は酔いつぶれてバイト先に戻り介抱され、
酒に強いマドンナは悠々帰宅したそうだ。
その他の失敗談は東横線で渋谷駅から乗ったが気が付いたらまた渋谷駅だったとか、気が付いたら千葉だったとかその程度である。
まだまだN島君やなぎらさんの背中は遠い・・・。
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