2009/12/25

海を想いながらタリスカーを飲む

ハイボール好きがたたってスーパーや酒屋やデパートに行くとウイスキーコーナーに行ってしまう。

この前も成城石井のウイスキーの棚の前で動けなくなった。
どれを買おうかで迷ってしまったのだ。

ご存じのとおりシングルモルトというのは結構高い買い物で、1本4000円から5000円はする。
白州も12年だと7000円はするのだ。愛好家になるには資金が無いといけない。

この時は近くのパブで飲んだタリスカーが印象的だったので、購入。
家に帰ってテイスティングしてみた。

タリスカー

このウイスキーの産地はヘブリディーズ諸島にあるスカイ島。この島唯一の蒸留所で造られたウイスキーだ。
見た目はゴールド色が若干赤みが入っている。

琥珀色の液体

味はというと、結構濃い、というとおおざっぱ過ぎるかもしれないが、海の香りがする甘いウイスキー。
アイラモルトに近い味である。
ウイスキーは造られる場所が重要で、アイラモルトはやはりどれも似ているが、これはちょっと違う印象。
やはり場所が離れているからなのだろう。
余韻がかなり深い。

余談だがハイランドモルトとアイラモルトはもうまったく味が違っている。これは大麦を発芽させ乾燥させる際に炊き込むときに使うピートの質や量や時間が関わっている。また樽を貯蔵している場所が海のそばであったら海の匂いが染みつく。どちらがいい悪いではなくて好きか嫌いかというだけなのだが、そんなわけで海沿いに蒸留所が立つアイラ島のウイスキーは海藻が積算して炭化したピートを燃やしてモルティングし、海のそばで樽を寝かせておくので海のような香りがするのだ。

スカイ島には行ったことが無いが荒々しい海岸線に白波が打ち寄せ、冬には雪交じりの雨が激しく吹くスコットランド特有の海沿いであるに違いない。

ともあれ、また一つラインナップが加わってうれしい限り。
ゆっくり飲みたいと思う。

アイラの海沿いに行って妙にシンパシーを感じたのは、海沿いということもあるが冬の三崎の海に様子が似ているからだと自分では思う。

どちらも大海に面しているせいで風が強く波が荒く、ごつごつした岩場に水が打ち寄せ、岩場の間にある砂浜の砂は小石混じりで海藻や木が打ち上げられたりしている。

羊がいたり山羊がいたり、見晴らしがよくて雄大なところはアイラ特有だが、あの雰囲気を体感してみたい場合は城ヶ島や諸磯に行ってみるといいかもしれない。

誇りを持って湘南では無いと言い切れるあの海はサーフィンなどの遊びを全く受け付けず、おおよそ洒落っ気のかけらもない田舎町ではあるがそれだけにとても大好きなところなのだ。

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