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2009/07/20

夏の始まりは遠い太鼓

遠くから聞こえる太鼓の音に誘われて暗い夜道を歩く。

30年前と変わらない道

この坂を下ると・・・。

いきなり神輿に遭遇

神輿がいた。

よーいやれー

祭りには詳しくない俺だが、三崎の木遣りは変わっていて、基本はゆったりとしたリズム。
木槍り師の節回しに答えて担ぎ手が”えーえい、よーおいやーれー”と答える。

時折”やっこーらやいの、やーれー”(と聞こえる)と言って神輿を大きく持ち上げる。

わっしょいわっしょいじゃないのだ。どうしてこんなリズムなのかは知らないが、小さい時から聞いているからか不思議とこれが身体に馴染む。

途中でお墓に挨拶。

山車も元気いっぱい

山車には若い子たちが乗っていて、一生懸命に太鼓を叩いている。

金魚すくい大人気

昔懐かし金魚すくいは大人気だ。

ウーロンハイで一息

烏龍チューハイで一息。

”すいませーん、パスモ持ってませんかー?”と中学生に聞かれる。
持ってないよ。

江戸の昔から羽目を外すのは祭りの時と決まっているのだ。

家に入っちゃってます

お獅子が家の中に突入。なかなか神社に帰りたがらないようだ。もう22時をまわったが宴はまだまだたけなわ。

三崎もまだまだ安泰だ

何年も前から繰り返されてきた祭りは少なくとも俺が子供の頃からこの賑わいだったし、もしかするとこれ以上だったかもしれない。きっとこれからも続くだろう。続いてほしいと願う。

人ごみの中に懐かしい顔を見かけた気がした。優しい気持ちになって家路につく。風に乗って遠くから太鼓の音が聴こえてきた。

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