2008/07/11

センチメンタル・(チャイニーズ)ジャーニー

誰にでも思い出の店の一つや二つあるだろうが、俺にとっての思い出の店といえば、この店をおいて他にはない。

住吉の中華店「一龍」

一人暮らし時代、夕飯を作ることが面倒だと思っていたあの頃、2日に1回は通っていた。今は飲み始めると際限なく飲んでいるが、当時はビール1本飲んでそのあと紹興酒グラスで冷、一杯で満足していたものだ。

小柄な威勢のいいおばちゃんがいつもお客さんをさばいていた。

通っているとそのうち何も言わなくてもグラスに冷えた紹興酒が出るようになった。

豚バラネギ炒めとギョーザ、ライス大盛り。
これが最も好きだったメニューだった。

そのうち、いつか店は閉めがちになり、
ある日行ってみると真っ暗だった。
暗い夜道で煌々と輝いていた蛍光灯の灯りが消えていた心細さ。
しばらくたって店は再開したが、あのおばちゃんはもういなかった。
料理人も変わったのか、味も落ちていた。

いつのまにか、俺も店に行かなくなっていた。

何年かぶりに行ってみた店は、中国人の女の人が切り盛りしていた。
相変わらずの活気だが、あのころの味とは微妙に違う。
ハイボールも、無くなっていた

もう一つの名物、ネギ味噌ラーメン。

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しょっぱかった。

豚バラネギ炒めは、今の俺の得意料理の一つだ。
味はあの頃のこの店の味と同じ。少なくとも俺はそう思っている。

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