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2008/11/05

【スコットランド・ハイボール紀行9】スコットランドの車窓から

今までウイスキーのことばかり書いてきたが今日はスコットランド、ハイランドの風景について。

今回スペイサイドを横断してみた感じだと、ハイランドはほぼ牧草地と麦畑と荒地で出来ている。
国土の広さは北海道とほぼ同じ、そういえば広々と平坦なところや、季節の比重が冬に傾いているところも似ている(ポテトが愛されているところも)。

マッカラン蒸溜所から見た空

降水量は少ないが雨の日が多く、今回もさーっと雨が降っては晴れ間が差したりということがよくあった。旅の季節には良かったようで(10月中旬)、帰国後一気に寒くなったとガイドのウドさんからメールをいただいた。それでも旅の間は冬の装いだったのだが。

スコットランドの車窓から

車窓から見える風景はとにかく広々としていて、羊がこちらに興味無さそうにもぐもぐと草をはんでいる。手前に見えるのは大麦を取った後の稲穂を丸めたものをビニールで覆って腐らせているものだそうで、家畜のえさにするそうだ。

とにかく羊、羊、羊。たまに牛。
羊を数えているうちに眠くなってくる。

スコットランドの車窓から2

空が広い。

湖は静かにたゆたう

夕暮れ時は曇り空で道路沿いの湖には音もない。このハイランドはよく映画のロケ地にもなるそうで、なるほどファンタジックな風景が続く。ちなみにスコットランドで撮影された映画として有名なのは「ハリー・ポッター」や「ハイランダー悪魔の戦士」(名作!)、メルギブソン主演の「ブレイブ・ハート」が有名。

グレンコー

フォート・ウイリアムの近くにあるスコットランド最大の渓谷、グレンコー。スコットランド最高峰のベン・ネヴィス山もこの近辺で、夏場は富士登山に匹敵する人気だそうだ。

スコッチミスト

山肌は茶色いヘザーに覆われている。ヘザーは地方特有の低木で、これが枯れて堆積し長い年月をかけて泥炭になる。これがピートと呼ばれるもので、蒸溜所で大麦を乾燥させる際に使われる燃料となり、その香りが大麦をいい具合に仕上げてくれるのだ。
ヘザーの上にはスコッチミストと呼ばれる霧がたなびき消えていく。

へザーというのは女性名によくあって、ウドさんいわく強い女性が多いらしい。「私より強いのよ!」とウドさん。それはすごいと一同おびえた目。厳しい気候で過ごすには女性も強くならないといけないわけだ。

岩山の間を縫って道が走る。ブラウンのグラデーションの世界。緑と黄色と茶色の山肌のところどころに清水が流れている。トレイルをヒルウォーカーたちが登っていく。

ビューポイントでポケットからスキットルを出して一口。

雄大な自然の中に身を置くと日本での自分の小さい毎日や小さい悩みなどどうでもよくなってくる。耳を通る風の音や鳥の声、頬に当たる空気の冷たさはその場にいかないと絶対にわからない。

スキットル大活躍

雄大な景色に乾杯だ。

この自然の中でウイスキーを味わいたい方はこの旅へ!  (ただしスキットルはご持参ください)
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