三田『火鍋三田』で正宗四川二色火鍋と白州ハイボール

暑さの残る9月、田町駅を降りて三田側に向かう。
今日の宴会は火鍋だ。火鍋って夏に食べるのか?冬に食べるのか?それが問題だ。
などと歩きながら考えているうちに今日の宴会場所に到着。
田町駅からは徒歩15分程度、慶応の前を抜けて高級住宅街の中へ入っていくとぽつんとある。
その名も「火鍋三田」。
白金高輪駅も10分程度、ちょうど隠れ家のようなスポットにある火鍋店。
店内はこじんまりとしているがムード感のある高級な作り。
4人がけテーブルで宴会スタート。
現代アートっぽい絵もあったりして洒落てます。
前菜は縦に並ぶ革命的な設え。これいいわ。
鍋は白パイタンとマーラースープ。
マーラースープは辛いので気を付けてください、との店員さんの案内を肝に銘じつつ、
しっかり味のついている白パイタンに痺れ辛いマーラースープを混ぜつついただくことに。
まずはハートランドで乾杯。
コースはダシ代わりになるレバーや海鮮から始まり、多数のキノコとターサイやレタス、芋類や大根も見たことのない見た目と味。
中国好きとしては上海や大連で火鍋を食べてきたが火鍋ってこんな豪華だったっけ?
と目から鱗。
鍋に投入です!
せっかくの食材なので、しっかり味を確かめながらいただきました。
海老はぷりぷりで激ウマ。
マーラースープをそのまま飲むとほんとに辛いので、白湯で薄めるのですが、これがいい味してて海老にしみます。
キノコが大きい!ほんとこれだけで一食分だよ、と思いつつひたすらいただく。
見たことのないキノコは白湯ベース。
シャキシャキしていて美味しい。
肉は鶏、豚、ラム、牛とオールスター状態。
それぞれの味を確かめながらいただくが、これどう考えても量多すぎ。
相場は半分くらいだよ、と思いつつ肉を鍋にイン。
店員さん曰く、中国のもてなしの風習を踏襲しているそうだが、そうなると残さないといけない礼儀なのかもです。
(全部食べたけど)
それぞれ個性があって肉の食べ比べって面白いと思いつつハイボールは白州!
食べ進めるうちに具の味が滲み出て旨味が増してきたが、後半はマラソンを走っているよう。
ランナーズハイならぬイーターズハイ?なのかどんどんピッチが上がる我々。
見た目圧倒される量が食べれてしまう不思議。
この日のコースは、なんとその数30品目。
〆の麺まで走り抜きました!
残りスープに普通に入れる、ゴマ味、汁なし坦々麺、と選べるのも珍しい趣向。
汁なし担々麺、美味しくいただきました。
昔、上海や大連で食べた本場の火鍋よりもこだわった火鍋。
毎年スパイスを成都まで買い付けに行っているとか。
そもそも鍋って適当にぶち込めば出来る、というものだと思ってはいけなくて、ちゃんとした料理になっているという発見。
内臓や海鮮で出汁取って、具が入るにつれてどんどん美味しくなってくる。
酒のセレクトも憎くて、ハイボールは白州か余市。
紹興酒は3年、10年、15年。
中国好きにはたまらない白酒ウーリャンイエ(五遼液)もありました。
とにかく量が多いのでお腹空かして行くべし。
まともに食べたら3時間はかかるので、二次会なしの少人数の宴会と思えばコスパも良いです。
火鍋効果で体温上昇。夏は汗かいて涼しく、冬は熱さでホットに。
火鍋って、どの季節でもいけるのでは?と思いつつ帰宅の途に。
この日は満腹過ぎて二軒目は無理でした・・・。
火鍋 三田 (中国鍋・火鍋 / 白金高輪駅、三田駅、田町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
- 関連記事
-
- 三田『火鍋三田』で正宗四川二色火鍋と白州ハイボール (2019/10/10)
- 三田『日比谷BAR WHISKY-S Ⅲ』でキングハイボールと世界5大ウイスキーフライト飲み比べ (2016/09/13)
コメント