2016/09/13

三田『日比谷BAR WHISKY-S Ⅲ』でキングハイボールと世界5大ウイスキーフライト飲み比べ

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田町駅を降りて芝浦側に行くと現代の勇者たちであるシステムエンジニアの方々が働く戦場だが、三田側に降りると少し様子が違う。

駅前の国道を渡り小道に入ると狭い道の両側に飲み屋が並ぶ。慶応大学があることからも学生向けのラーメン屋や安い飲み屋が多い気安いオアシスだ。

その雑多な通りの一角にこの前ウイスキー専門店『日比谷BAR WHISKY-S Ⅲ』がオープン。サントリーさんのご招待を受けてお邪魔してきた。

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日比谷BARは日比谷のみならず色んな街にあるダイニングバーで、飲み好きならだいたい1回は行ったことがあるだろう。入りやすいムードと本格的な料理や酒があるので若者のデートやおじさん同士が語りあう2軒目としても人気のチェーン。

日比谷BARの中でもウイスキーを全面に出しているのがこの『WHISKY-S』で、銀座のSHIPSあたりの3丁目に1店もう1店は銀座の5丁目にある。どちらもハートのあるいい店だ。

スマホで地図を確認しながら到着。明るい中にも高級感のあるような外観。

店内は薄暗くムーディ。案内されたのは奥の席。20人くらいが楽しめるパーティスペースとしても良さそう。店内の仕切り窓を開けると広々感あり、また奥の隠し扉を開けるとソファー席があったりして面白い。

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この店のコンセプトは世界5大ウイスキーの飲み比べ。

ウイスキーと言えばスコッチとバーボンがメジャーだが、サントリーが定義した5大ウイスキーとは

・アイリッシュ
・スコッチ
・ジャパニーズ
・アメリカン
・カナディアン

ウイスキー好きなら誰でもなるほど、と思うだろうし、うまいこと定義したなあ、と頷くはずだ。

まずは「キングハイボール」と名付けられたハイボールで乾杯!

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キングとは何ぞや?と思うとダジャレだそうで、キンキンに冷やしたカナディアン・クラブでグイっと呑めるから「キング」だそうだ。
確かに軽やかで飲みやすくてスイスイ飲めてしまう。氷は3日間かけて凍らせているという凝りよう。

レモン皮を半月に切って入れているのもこだわりだろう。レモン皮の外側の苦さがウイスキーの甘い中にもスパイシーな味に一味爽やかさを添えているのだ。

しかしハイボールも色んな種類が出てきて面白いし嬉しい限りである。

一気に飲んでしまったのでお代わりが欲しいところだが、ここから試飲タイム。
世界5大ウイスキーフライト、ということで、5大ウイスキーの試飲が楽しめる。セットで980円とは格安航空券より安い気分だ。

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カナディアン・クラブは何といっても癖のなさが特長。その中にまろやかさもあるがとても飲みやすい。

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ジムビームはコーンの香ばしさと新樽由来のバニラ感。バーボンならではのグッとくる感じがたまらない。

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ジャパニーズは響。多様な樽、多様なスティルポットで作られた原酒をバッティングして作った多層な味わい。ざっくり言って知多を半分、山崎と白州が4分の一ずつだそう。料理と合わせても美味なすっきりした甘さ。華やかで豊かな香りは随一だ。

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アイリッシュはカネマラ。1987年に作られた新しい蒸留所で、ミドルトン、ブッシュミルズに次ぐ第三の蒸留所だそうである。フルーツ感のあるマンゴーのような後味とその中のスモーキーさが面白い。

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最後のスコッチはアイラだ。

以前行ったアイラ島ツアー時にお邪魔したラフロイグはアイラモルトの中でもアードベッグに次いでスモーキーなことで知られる。ラフロイグ・セレクトは初めて飲んだが強いスモークとバナナのような香り、深い余韻にトリップしてしまった。

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つまみも色々凝っている。

チーズべったら、鰆の塩マリネ、アイスバイン。どれも薫香がかなり強く、ウイスキーのアテにぴったり。

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ポテトとチーズで作った「プーティン」(カナダの料理だそうです)、紅茶鴨、塩麹グリルもいちいち凝っていて嬉しい。俺は紅茶鴨がかなり気に入った。

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色んなテーマでの飲み比べも楽しめて、この日は「チェンジ・マイ・ライフ」というセレクションの提案があった。こちらも850円とはずいぶんリーズナブル。

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今までのやり方にとらわれない方法で作られたウイスキーをアピールするテイスティング。

ブレンド用のグレーン原酒をシングルモルトにしてしまった知多。
シェリー酒をブレンドしたアルバータダークバッチ。
エンジェルシェアの逆で樽に残ったウイスキーで作ったデビルズカット。

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ストレートの中に変化球。並み居る猛者もクルクル三振である。
名付け親の店長はなかなかのポエマー。夢は見なければかなわないし、見ても見なくても使う時間は一緒だ。ナイスネーミング!

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マンゴーのゼリーが入ったフレッシュフルーツハイボールなんていう隠し玉もあった。
こんなフォークボール反則だろう、と思いつつ、ごくごくと飲みほした。

オープンしたばかりなのに満席なのもなんだかわかるなあと思わせるこだわり感のある店。
ウイスキー好きのご同輩には、三田あたりで迷ったら試しにドアを開けてみることをお勧めしたい。
いや、ウイスキーを良く知らない人の方がもしかしたら楽しいかもしれない。

チェンジ・ユア・ライフ。
ドアを開けないと、ドアの中はわからない。

日比谷BAR WHISKY-S Ⅲ
電話番号:03-6436-9376
住所:〒108-0014 東京都港区芝5-16-7 芝ビル1F

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