三崎『ミサキプレッソ』でまぐろのバルサミコ風味とハイボール

普段は閑散としている三崎銀座商店街も夏の祭の時だけは別で、ごった返す人波で満員電車状態。
ここぞとばかりに繰り出してきた中高生がはしゃいでいるのも昔と同じだ。
人いきれと熱気に一息つこうと寿々木を覗くと満席で、牡丹は貸切、ポパイで〆るにはまだ早い、というわけで『ミサキプレッソ』を覗くと店内別世界で涼しそう。何回も店の前は通っていても、そういえば行ったことなかったな、と思いつつお邪魔しました。
寂れた商店街に洒落たカフェが出来たのはいつのことだったか、軒先に出したテーブルでコーヒーを飲める小さな店は夜はバルになる。
最近は週末しか食事が出来ないというのは聞いていて、さすがに平日では仕込んでも客が来ないのだろうなあと思っていたが、この日は祭り。入ってしばらくすると満席になった。
黒板にあったまぐろつまみが気になって、どんなものですか?と洒落たお店のオーナーに聞くとバルサミコで和えたものだそうで、珍しいのでオーダー。なんと300円とお得。
うん、バルサミコな風味がまぐろにマッチしてこれはワインに合いそう。
メトイカのソテーは意外にたっぷりボリューミーで嬉しい。
にんにく風味でつまみにぴったり。
ということで棚にあった見たことのないスコッチでハイボール。
ショットグラスと氷グラスで出してくれました。粋です。
ウィルキンソンも嬉しい。
カティサークに似たオイリーな味が濃い味のつまみにばっちり合いました。
ウッディな店内は学校の机や椅子が懐かしく、古いガラスの引き戸もいい感じ。
いい素材をシンプルに味付けした料理や常連さんとオーナーさんのやり取りもいい雰囲気で、価格もリーズナブル。
三崎に来たら刺身、地魚、と思いがちだけど、こういう夜もあっていい。
ここ昔何だったかな、と思いながら外に出て熱気と喧噪に包まれる。
今度また週末に来てみよう。
神輿は宮入りまでもう少し。
独特の木遣りを聞きながらハイボールの酔いを覚ましつつ、もう1軒いくか、と歩き出した俺なのでした。
ミサキプレッソ (カフェ / 三崎口)
夜総合点★★★★☆ 4.5
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