東京で飲み歩くのにいい町はたくさんあるが不惑の坂を越えたら新橋だ。
怪しいマッサージから街金、チケットショップに
「肉の万世」、
「みぼうじんカレー」などゆりかごから墓場まで揃える日本の九龍城・ニュー新橋ビル。
日本一美味いスーパードライを飲ます
「ドライドック」やきとんのオーソリティ
「肉のまこちゃん」、大盛り海鮮
「魚金」チェーン、キャバクラだってお手の物な烏森口。
「立呑み竜馬」など立呑みの名店が軒を連ねるSL裏はついつい気が付いたら虎ノ門方面まで足を延ばして
「香港麺新記」まで行ってしまう。
銀座口からはコリドー街だ。たった500円でバニーとワインが飲める
「バニーズ」からハイボールの聖地
「ロックフィッシュ」を越えたら朝まで帰れないバーの迷宮。
だがもっとも不惑のリーマンにおススメなのが新橋駅前ビル1号館。
「立呑みまるや」で揚げたてのハムカツをつまみに超炭酸ハイボール、
「庫裏」で日本酒の利き酒、2階へ上がれば
「七蔵」でローストビーフ、安くワインなら
「三傘バル」。
そんな新橋ハシゴツアーで友と待ち合わせるのが新橋駅前ビル1階
『信州おさけ村』。
信州の日本酒アンテナショップも兼ねるこちらでは奥で珍しい日本酒も買えるが、やはりメインは立呑みだ。

利き酒的に3種類のお酒が選べる日本酒3品セットがおすすめ。ルール複雑だがメニューをちゃんと読めばわかるだろう。
地域の酒が3種類飲めるセットもある。野沢温泉好きな俺は「飯山セット」を選ぶことにしている。
この日は長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mにある信州マルス蒸留所で作られた
マルスウイスキーのハイボール。信州の地ビール・オラホビールのグラスでいただきます。

うん、濃い!おじさん、濃すぎです。
ソーダの気抜け感も半端なしで濃い水割り状態ですが、ウイスキー自体の味は薄いカラメル風のブラックニッカ系。ちょっと癖になりそうな味です。
マルスウイスキーには一升瓶に詰められたウイスキーもあるそうで、なんとも日本は広いなあと思いつつ、友が到着した頃には空きっ腹に呑んだ濃いハイボールが効いて早くもウォームアップ完了。
夜の新橋はこれからなのでした。