2013/06/23

豊後屋で俺は座らない

都内屈指の立ち飲みエリアへ成長を続けている大井町。

すずらん通りの右手2階にある穴場立ち飲み店はこちら豊後屋。

まず2階という点で入りづらい。
そしてオヤジが好きそうな気安い飲み屋を通り過ぎてのロケーションなのでみんな他に吸い込まれてしまっている。

そんなわけで勘定は安く、スペースは広く、清潔なのに空いているので重宝しています。

この日も本格的な飲みの前に待ち合わせでフラッと立ち寄って1杯。
クレソンサラダはあんまり立ち飲みで無いんじゃないかなの一品。

クレソンサラダ

もちろん飲むのはハイボール。
角かブラックニッカかを選べて角の方が50円高い。もちろん角ハイボールをチョイスだ。

角ハイボール

まえかわの場末感と非日常感には負けるけど、人を選ばないという意味では使い勝手が良い店です。
全員集合して次の店に繰り出しました。

まだ夜は長い。


立呑み処 豊後屋立ち飲み居酒屋・バー / 大井町駅青物横丁駅鮫洲駅

夜総合点★★★☆☆ 3.1


スポンサーサイト
2013/06/18

妙見石原荘で大満足の立ち寄り滞在

活火山が近いということは温泉も多いというわけで、鹿児島市内の銭湯は温泉である。

しかもかけ流しというから恐れ入る。

都内ではタンクで温泉を運んできて循環させてるというのに何という贅沢、と思ってしまうが薩摩人にとっては普通のことだろう。桜島は灰も降らせるけど恵みのお湯も沸かす。

桜島の灰を銭湯で流し、せっかくなので空港に帰る途中に立派な温泉にも立ち寄った。

妙見石原荘はたぶん日本で一番空港から近くてレベルの高い温泉宿だと思うが、空港までは車で20分ほど。都内在住のセレブさんはぜひ恋人でも愛人でも同伴で行ってみるといいと思う。

西の横綱の湯

母屋から川沿いに歩くと内風呂のある棟に出て、そこを通り抜けるとたどり着くのがこの露天風呂。
昼間は男性用、夜は混浴だそうです。もちろんかけ流し。

すぐ横を川のせせらぎを聞きながら温泉に浸るともうここから出たくなくなる。
対岸には水産会社の建物と人家が1軒で丸見えですが、このロケーション、男も女も見るなら見ろと入ってもらいたい。

とろっとした内風呂のお湯に比べるとさっぱりした感じのお湯だけれど、温度も適温でとても気分がいい。
40分ほど他に誰も来ず、貸し切り状態なのも最高でした。

部屋食プランは入浴と食事用の部屋とランチが付いて¥4700~+部屋代は浴衣込みで1部屋¥3465。
11時半~15時まで滞在可能。部屋自体はいわゆる旅館の食事処だが、飯を食べるだけなら問題なし。浴衣を着てビールを飲んでいるとまるで普通に泊まったようである。

ランチのラストはお弁当風

いちばんリーズナブルな¥4700のランチだったが、結構ボリューミーでしかも美味い。
写真のお弁当風の前に何品か。地鶏を素揚げして汁に浸したお椀がとてもよかった。
スタッフのみなさんもなんともフレンドリーで、今度は泊まりに来ます、と約束して宿を出た。

お金貯めないと・・・ですが。

旅の〆は空港で神の河ハイボール。

神の子ハイボール

かなり甘めな味付けはハイボールにしなくても・・・な味ですが酔いは確実です。


妙見石原荘旅館 / 中福良駅表木山駅嘉例川駅

昼総合点★★★★★ 5.0


2013/06/16

桜島と湯豆腐とハイボール

雨がよく降る街というのは世界中でもよくあるかもしれないが灰がよく降る街というのは世界でも珍しいのではなかろうか。

桜島は現在も活動中の活火山で5月末現在で今年すでに400回以上「爆発」しているというホンモノである。爆発というのは上空1000m以上噴煙を上げたことを言うらしく、それ以下の現象は「噴火」だそうだ。

おいおい大丈夫なのか、と思うのが素人の浅はかさで、この環境で鹿児島の人たちははるか昔から暮らしているわけだ。大丈夫かどうかは距離の問題で、程度の問題でもあるのだが生活が出来るレベルであるということだ。

それでも恐るべしは薩摩人。

桜島にフェリーで向かうと噴煙で島は見えない。

なんかよく見えないんですけど

甲板にいると灰でなんとなくざらざらするので船内へ避難し名物のうどんである。

桜島フェリーうどん

かなりうまい。

しっかりと味が効いていて、うどんを食べるために乗ってもいいかも、と思う。
出汁のパックも売っている。

桜島に着いて看板の地図を見ているとタクシーの運転手さんに話しかけられた。
向こうも商売だろうから既に周遊バスのクーポン(500円で1時間巡ってくれる)を持っていることを話すが、気さくに色々教えてくれた。

今回こんなことが何回もあって、どっからですか、という感じで結構気軽におじさんおばさんが話しかけてくる。
旅人に優しい土地なのだろうと思うのと、誇らしい地元を共有したい気持ちがあるのかもしれない。

故郷の三崎もかなり田舎だが、そういうことはあまりない。

ルサンチマンの表出

長渕剛のオールナイトコンサートのモニュメントは何か怨念すら感じるすごいもので、確かに7万人が上陸して夜通しライブに参加したというのは大したものではある。
その時大爆発したらどうしたのだろうか・・・船のキャパシティもあるだろうから、逃げれない。
大惨事である。
長淵と心中もファンにとっては嬉しいことなのかもしれないな・・・と不謹慎なことを考える。

まあこれもいい思い出でしょう


もっとも高い湯の平展望台から北岳と南岳を臨む。

もう何も見えません。

噴煙はその奥の昭和火口から上がっている。
大正の大噴火ではこの逆側に溶岩が流れだし、元々離れていた半島と桜島が陸続きになったというのだからすごいことだ。

道を歩いているとビシビシと何かが体にあたる。

灰が降っているのだ。

見る間に道が灰で埋まってきて、車が通ると灰が宙に舞う。

白いシャツを着ていたら大変だろう。

地元のおばさんは傘を差しててくてくと歩いている。
なんともすごいところである。

髪はギシギシと指が通らない。早く風呂に入りたいと願いながら帰りのフェリーに乗った。

夜、グルメ通りの湯豆腐の「ごん兵衛」で、今日の灰はすごかったね~とカウンターの中でおばさん同士が会話していた。
住民にとってもそうらしい。

風向きによって灰が市内に来るか来ないかが決まるそうだ。
ちょうど暖かくなってから吹く風は市内向きで、そういう意味ではいいのか悪いのかその時期に当たってしまった。
たまたま入ったセレクトショップでも同じようなことを言われた。

桜島のことを話すときの地元のみなさんはなんとなく誇らしいような感じだ。

世界でも珍しい灰が降る街なのだから、誇っていいと思う。

ごん兵衛の湯豆腐は13種類の具が入って¥1300と安い。

最高の湯どうふ、というかもはや鍋

豆腐はもちろん、ホタテ、山芋など珍しい具も入って、細く切った海苔を薬味にして、ポン酢で食べる。
濃いポン酢の味が合う。

豊かな柑橘系の味。

湯豆腐というか、もはや立派な鍋である。

飲むのは芋焼酎小鶴のお湯割りで、これがまたうまい。
コップ酒だが¥200と激安。
この酒をトビウオの子どもの干物である「がらんつ」に合わせる。

これがもうたまらない。

次があるからと席を立つと、もう帰るの!とおばさんに驚かれた。
また来ます、と心から言った。

2軒目は天文館のど真ん中にある「おでんの四季」。

味のしみたおでん

味の浸みたおでんを肴にハイボール。

ハイボール濃い目


湯豆腐がお腹に溜まってしまった。

次回行く時は順番を逆にしよう。


2013/06/15

夜のはじまりは肉のまえかわ

大井町のエスカレーターを登り外に出るともう宵闇が迫ってきていて、呼び込みの兄ちゃんやら飲み屋に向かうおじさんやらが狭い道路を行きかっている。Tバックの女の子が呼び込みの兄ちゃんと一緒に立っていて思わず目を疑う。大井町は進化中だ。いや退化中か。

最近立ち飲み屋が増えていて、サッと気軽に飲むのが飲みの骨頂だと思っている俺にとってとてもうれしい限り。今日は大井町立ち飲みのオーソリティ、肉のまえかわに突入だ。

駅裏の小さな飲み屋が軒を連ねるバラックのような小道をあえて抜け、すずらん通りに入ると角にあるのがまえかわ。

元は肉屋だったようでカウンター代わりのショーケース、そして奥に冷蔵庫。冷蔵庫の中にはビールやサワーが並んでいる。

冷蔵庫を自分で開けてビールを取り出し、ショーケースに持って行ってお金を払う仕組み。
中国人の女の子が3人ほどショーケースの向こうで注文を受けていた。
ケースの中にはつまみが並んでいて、中からチャーシューをチョイス。

チャーシュー


箸は無いので、串を差して食べる。
味が濃くてこれはつまみにぴったりだ。
なんというか、焼き鳥を差して抜いたあとの串なので清潔感は無いが、まあそういう店である。

店内は常連のおじさんたちでにぎわっていて、通りを歩く若者たちや飲み屋を探すサラリーマンが顔をほころばせて覗いていくが、混んでるのであきらめて歩いていく。
場所を確保した優越感みたいな感情が浮かぶ。妙なものだ。

2杯目はハイボール。レモンなし。濃くてくらっとするが、こういう店のムードに合う濃さ。薄いハイボールでは呑み助の客に怒られるだろう。

ハイボール濃い目


豚バラが焼けたと中国娘に呼ばれて取りに行き、つまみにする。うまい。

ハイボールを飲みほして、次の店に向かう。まだ7時半である。

肉のまえかわ焼き鳥 / 大井町駅鮫洲駅青物横丁駅

夜総合点★★★★ 4.0