ハクモクレンとハイボール2011
東京散策はバスがいい。
晴れた休日の朝、珈琲館で今日はどこに行こうかとコーヒーを飲みながら考えた。窓の外に緑の都営バスが信号で止まった。ガソリンが少ないと言われているのに結構な交通量だな、と思ったところでハクモクレンのことが思い浮かんだ。そろそろシーズンだ。地震に揺られてすっかり忘れていたが、あの白い花のことを俺は結構気に入っているのだ。
バスに揺られて東陽町に到着。
そこから南に行った突き当りの運河がこの名所。

対岸は工場で河の水面は濁っているがその分ハクモクレンの白さが際立つ。

後ろは汐浜団地。

ハクモクレンのつぼみは薄い毛が生えていて、それが開いて白い花弁が顔を出すところはまるで小動物のようだ。スズメが枝にとまって飛び立った。仲間と間違えたのかもしれない。

悲しいことがあったけれど、陽は輝いて花は咲いている。

運河に沿って咲くハクモクレンの列を歩きながら、春は必ずやってくる。
毎年、やってくる、と思わず頷く。

春待ちわびて、ハイボール。
晴れた休日の朝、珈琲館で今日はどこに行こうかとコーヒーを飲みながら考えた。窓の外に緑の都営バスが信号で止まった。ガソリンが少ないと言われているのに結構な交通量だな、と思ったところでハクモクレンのことが思い浮かんだ。そろそろシーズンだ。地震に揺られてすっかり忘れていたが、あの白い花のことを俺は結構気に入っているのだ。
バスに揺られて東陽町に到着。
そこから南に行った突き当りの運河がこの名所。

対岸は工場で河の水面は濁っているがその分ハクモクレンの白さが際立つ。

後ろは汐浜団地。

ハクモクレンのつぼみは薄い毛が生えていて、それが開いて白い花弁が顔を出すところはまるで小動物のようだ。スズメが枝にとまって飛び立った。仲間と間違えたのかもしれない。

悲しいことがあったけれど、陽は輝いて花は咲いている。

運河に沿って咲くハクモクレンの列を歩きながら、春は必ずやってくる。
毎年、やってくる、と思わず頷く。

春待ちわびて、ハイボール。