2009/12/31

2009年ハイボールベスト10

あっという間に師走も終わり仕事も納め、今日が2009年最後の日。

ということで2009年ハイボールベスト10を考えてみたい。

そのシチュエーション、飲んだ相手、もちろんハイボールの味、総合的な判断である。

まず10位。浅間山荘風ハイボール

特に名を秘すが今まで泊まった宿の中で最悪。
階下でおばあちゃん死んでるんじゃないかと思うくらいの悪臭、ストーブを付けるとブレーカーが落ちる寒さにコートを着たままで麻雀した夜、ハートをあたためてくれたのは富士山麓のハイボールでした。
これ以来富士山麓を見るとこの辛い思い出がフラッシュバック。

第9位はこの後何度もお邪魔したBAR SODAでのハイボール。

銀座の片隅に行きつけがあるっていい感じです。いい感じのCD(クラブジャズ風)も教えてもらったりしました。

スリー・イン・ア・セルスリー・イン・ア・セル
(2008/07/09)
ザ・ペドラーズ

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第8位。吉祥寺ジンジャーハイボール。吉祥寺まで遠征した日は雨降ってました。

第7位。渋谷でハイボールと言えばここ。グランドファーザーズ。 あたりめとおでんといい音楽とハイボール。オヤジにはたまらない店です。

第6位。日比谷バーWHISKYSも素敵な店。女性バーテンダーさんたちが一生懸命働いてます。燻師がいるのもすごいです。

第5位。意外に好きなのはこちら五反田の六宮。とろ角ハイボールにライバル出現でどよめきました。100円だったし。

第4位。角ハイボール缶発売! 発売が待ち遠しかったのを思い出します。

第3位。ハイボール人気に加速をつけた築地銀だこハイボール酒場 。口の中ベロベロにやけどしたのもいい思い出です。

第2位はまるひらで角ハイボール大宴会の夜。あの店に20人で満員電車状態でしたが美味しい料理と酒飲み放題で楽しい夜でした。今年はまるちゃんとぐっさんにお世話になりました。

第1位は・・・何度もお邪魔したコリドー街のマル吟ではじまった銀座ハイボールツアー

この日はヒゲのブルースマンが来日して、夜中までハイボールマラソン。翌日撃沈して自分の送別会をドタキャンしたのも思い出深いです。

1年間何杯のハイボールが胃に消えたのか、1日2杯として700杯?日本で一番ハイボールを飲んだ男としては来年も頑張って精進したい所存です。

来年もよろしくお願いします。





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2009/12/30

【休肝日】「檀流クッキング」を読む

檀一雄さんと言えば「火宅の人」。

妻子を捨てて若い女におぼれた作家の話で、なんとまあひどい男だと子供心に思ったものだが、その檀さんが書いた料理のレシピ本がこれ。サンケイ新聞に連載されていたようです。

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)
(2002/09)
檀 一雄

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檀さんは中国とか韓国とかロシアとか色んなところを旅していたようで、そこで覚えた味が好みに反映されている。この本は昭和50年(というと1975年か)が初版。この本を読んで実際に料理してそこで味を覚えたという人も多いかもしれない。

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2009/12/29

ハイボールでメリークリスマス!

世間は正月色で染まっている年の瀬、クリスマス狂想曲が嘘のようです。

24日コマーシャルや雰囲気に乗せられてフライドチキンを買いにケンタッキーへ行ったものの・・・
なんと予約でいっぱいで買えない事態に。
バイト総動員で揚げているそうです。

なので鶏肉を購入、カリッと焼いてみることにしました。

鶏肉のソテー トマト煮添え

トマト煮酸っぱめ!鶏肉の焼き加減とあいまってうまいです。むしろケンタを超えた・・・

マグロとアボガドのサラダ

もう1品はマグロとアボガドのサラダ。
マグロは刺身で食べるもんだと固定観念がありましたが、こういうのもなかなかいいですね。

ハイボールシャンパンスタイル

ドリンクは今年の発見、ハイボールシャンパンスタイル!
奮発してウィルキンソンです。

クリスマス風

1年に1回しか使わないクリスマス用ランチョンマット。

サンタがやってきたのです

サンタさんも来てくれました。

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2009/12/28

醤油ラーメンとハイボール


三度の飯より麺が好きな俺だが、最近気になるのは醤油ラーメン。

昔はトンコツが好きだったがあるときからいわゆるさっぱりしたシナそばが恋しくなってきた。

よく人間は自分が狩りでとれるものを食べるといい、と言う。

動物を狩れる若者は肉を食べればいいし、
体力が無くなってきて狩れなくなった老人は魚を釣ったり野菜を食べたりすればいいという一説があって、
そういう意味でこってりした肉のスープを卒業した俺はそろそろ年老いてきたということだろうか。

醤油ラーメン

などと考えながら醤油ラーメンをすする。
シナチクはやはり中国でとれるのかなとかネギのしゃきしゃき感がうまい、など思ううちに難しいことはいつの間にか忘れている。

美味しい食事の効用はこういうところにあるのかもしれない。

ハイボー

もちろん一緒に飲むのはハイボール。理屈じゃない。

2009/12/26

【休肝日】「めくらやなぎと眠る女」を読む

村上春樹さんに少なからず影響を受けた人間は数多くいるだろうが俺もその一人で、たまに「やれやれ」とついひとりごとが口をついたりする。

その彼の翻訳された短編アンソロジーを日本語版として発売した、いささかややこしい本がこの「めくらやなぎと眠る女」だ。すでに第1弾はずいぶん前に発売済みで、どちらもペーパーバック風の洒落た作りになっている。入っている短編はどれも以前読んだことのあるものだが、ものによっては大幅に改稿されている。

めくらやなぎと眠る女めくらやなぎと眠る女
(2009/11/27)
村上春樹

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音楽に例えるとオリジナルアルバムではないベスト盤の第2弾で、リマスターされた曲が入っていると言ったらわかりやすいだろうか(わかりにくい?)。

一曲目から聴いていて、おっこれが入ってるのか、とほくそ笑む感じも似ている。

春樹さんの小説で特徴的な食べ物と言えば、
やはり「スパゲッティー」だろう。

(次点は「サンドイッチ」)。

一種のアイコンであった「パスタを自分で作る男性像」が春樹さんによって作られたのは巷説違わないと思うが、この短編集には「スパゲッティーの年に」という作品が入っている。

「1971年、それはスパゲッティーの年であった」という言葉から始まるこの小品は、年がら年中スパゲッティーを食べていたということを振り返る話。

ここでいう「スパゲッティー」はもちろん何かのメタファーなのかどうかは置いておいて(たぶんそうだ/何しろ純文学であるから)、毎日ナポリターナやらカルボナーラやらペペロンチーノやらなにやらを食べているというのは一種やはり何かを内側に抱えている姿であって(ナポさんのことを言っているわけではないですよ)、パスタが茹であがるまで冬の陽が差す畳(どうやって訳すのだろう?)に寝転んでいる若い男に感情移入してしまう自分がいる。

そこが、長い間若者(や、かつて若者だった人たち)に受け入れられる理由なのだろうと思う。

色んな作品で繰り返し描かれる、
「自分が自分で無いような夜」や、
「どこかに行きたくてもどこに行っていいかわからない夕暮れ」
は誰もが経験しているはずで、
「手を伸ばせば届きそうな対岸の灯り」への憧れや、
「失われてしまって戻らない時間」も、
そう思えばきっとあれが自分にとってのその心持ちだったのだろうと不意に胸を突く。
(自分の経験に刺されてしまうのだ)

その普遍さにはやはり手に取ってしまう、そして読み返してしまう力があって、今回もまた読書の喜びを堪能したと共に過ぎ去った日々を思っていささかブルーになったのだった。


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