2008/11/30

【長野ハイボール紀行1】長野に来たらそばでしょう

長野県は友人一家がペンションをやってたりしてたまに行くのだが、最近のお気に入りは野沢温泉の住吉屋さんで、去年に続いて今年もお世話になった。

住吉屋さんの部屋

この宿のいいところは、スタッフの方の細やかな気づかいと気の置けないところ。フレンドリーなのはもちろんなのだが、11時チェックアウトで12時チェックインなのに清潔な館内であったり、ところどころにある絵や花だったり、ライブラリーにある本のセレクションだったりにあらわれている。

畦地梅太郎さんの版画

廊下には山歩きが好きな人にはおなじみだろう畦地梅太郎さんの版画がたくさん飾られていて、素朴さをあおったりしている。

お湯はと言えば野沢特有の熱いお湯で、もうこれは熱湯といっても差支えないのだが、熱い湯が好きな俺にはたまらないのだ。

新幹線で長野まで2時間、そこからバスで1時間という旅路。長野から鉄道で行く方法もあるが、野沢温泉駅からバスに乗り換えなくてはならないので、今回はバスを利用した。

正直温泉街自体は寂れた風になっているが、雪に埋まる冬場はスキー客でにぎわっているのだろうか。少なくとも白い雪に覆われてきれいに見えるだろう。

野沢温泉の魅力は無料で入れる13の外湯。中心街にある大湯、ちょっと歩くが最大の中尾の湯がおすすめ。お湯の中で地元の人や旅人とする会話もなかなか楽しい。

中尾の湯

小さい外湯はこんな感じ。

外湯の中はこんな感じ

洗い場が無かったりせまいので、最初に行くなら大きい湯がおすすめだ。

今回は長野市から来ているというおじさんと話をしたが、昼ごろ来るのが空いてていいよ、ということだった。車で来るとアクセスしやすいようで、帰りに新鮮な野菜を買って帰ると笑っていた。

ランチはボリュームたっぷりのそばが魅力のこの店。鈴木さんにお邪魔した。前回宿で美味しい店教えてくださいと聞いたところ紹介された店なのだが、地味な店とロケーションの割にはなかなかなそばを出す店だ。

切れのあるそばと濃い目のつゆに辛味だいこんをたっぷり入れて食べる。うまい。

しゃっきりしたのど越しのそば

1000円くらいの天ぷら盛り合わせも驚きのこの盛り。

ボリューム満点のてんぷら

宿に帰ってハイボール。スキットルの中身は白州10年

ウイスキー持参でハイボール!

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2008/11/28

【スコットランド・ハイボール紀行32】さよならスコットランド

空港でみんなと握手して一足先に日本へ。
ウドさんの手は柔らかかった。

帰りはグラスゴー空港から国内線でロンドンへ、その後成田へという旅程。

グラスゴー空港にて

空港の搭乗口は一種独特で、どこでもない空間だからこその非日常感がある。
斜光線が差し込む中でみんな無言だった。

テムズ河の流れ

ロンドン着。

bmiとJALが乗継の契約をしていないため、ロンドンでチェックインをし直さなくてはならないのが少々面倒。ターミナルが違うので、ゴロゴロとスーツケースを転がしていく。
ヒースロー空港はテロを警戒してセキュリティが厳しく面倒なことこの上ない。
施設も古いしハブ空港としてはどうなんだろうか。
乗継場所としては、パリやアムステルダムでも面白いというのが感想。
ヨーロッパはいろんな旅の仕方が出来るので、今回で言えば日本からロンドン経由アバディーンに入る方法もあれば、パリ経由グラスゴー、なんて方法もあり得る。

癖になるのは人の常で、またヨーロッパに来てみたいと思う自分がいた。

スコットランドはみんな人が親切で、いいところだった。
比べてロンドンの空港スタッフの無愛想さといったらサムライ魂が発動するところだったが、都会に住んでいるとギスギスした人間関係で自分も変わってしまうのだろう。

スコットランドの人たちの優しさは、ビールと羊と牧草とヒース、そしてウイスキーが作っている。ウイスキーのエンジェルシェアでみんな優しくなっているのだ。

ステラアルトワ

空港で1人乾杯をしていると、日本語のアナウンスが聞こえてきた。
「日本航空402便で東京までご搭乗のお客様・・・」
異国の空港での日本語アナウンス。感涙だ。

空飛ぶカレーライス

機内ではカレーライス。これも感動。

機内でハイボール x シーバス

もちろん〆はハイボール。ちょっと薄めのリクエストにバッチリ対応してくれた。

今回の旅は朝から晩まで酒を飲んだ旅だったが、ここまで酒漬けになることもそうはないだろう。
何しろ普段昼間は働いているわけだ。

スティルポットの美しさを思い浮かべながら目を閉じた。

エンジェルシェアを吸いに行こう







2008/11/27

【スコットランド・ハイボール紀行31】天使の分け前

スコットランドで最後に訪れたのはオーヘントッシャン

グラスゴーの郊外にあるこの蒸溜所は3回蒸溜が特徴で、これはローランド伝統の製法。今やこことスプリングバンクでしか行っていないそうだ。

工事中のビジターセンター

ビジターセンターは新しく工事中。

ウイスキー雑誌の数々

ウイスキー雑誌がたくさんあったが、ウイスキー好きはたくさんいるのだなあと感心してしまう。
ある意味仲間意識というか。

イカに似ているスティルポット

スティルポットはイカに似ている。

オーヘントッシャン

3回蒸溜は熟成が早いそうで、そう思うとお得感がある。

ウドさんの著書!

ビジターセンターでウドさんの本を発見!すごい分厚さだ。

眠っている樽たち

樽は静かに眠っている。眠っている赤子を見るように樽を見てしまう。

どの蒸溜所もウイスキーを赤子のように大切に扱っていて、まさに育てている。
そして働いているスタッフは一様に優しいのだ。

ウイスキーは熟成の過程でゆっくり蒸発していくのだが、その消えていく部分をエンジェルシェアというらしい。その天使の魔法がスタッフを優しくしているのだろうか?と酔った頭で考えた。
確かに俺の気分も優しい。きっと天使が飛んでいるのだろう。

長かった旅ももうすぐ終わる。
明日はついに最終回

もっとウイスキーが好きになる







2008/11/26

【スコットランド・ハイボール紀行30】さよならアイラ島

フェリーはゆっくりとアイラを離れていくが、フェリーでの朝食事情をご紹介。

トレーを持ってラインに並び、食べたいものを言うシステム。

ボリューミーな朝食

肉々しいメニューが並んでいる。

こんな感じにしてみました

結構美味しい。

ソーダ発見

ソーダが売っているのもうれしい。朝からハイボールを飲んだのは昨日紹介したとおり。

スペイ川の水 x アイラのウイスキー

スペイ川で汲んだ水でアイラのウイスキーを割ってみた。
スコットランドを混ぜて飲んでいるわけだ。なんたる贅沢。

夜が明けてきた

夜が明けてきた。

海の上に虹が

虹がさよならを言っていた。

日常にさよならしよう









2008/11/25

【スコットランド・ハイボール紀行29】旅の仲間

早朝フェリーでアイラを出発。
例によって食堂の座席をキープ。

朝からウイスキーの話

朝からウイスキー談義だ。

ウドさん

話がアイルランドになると、アイルランドいいっすよ!最高っすよ!というウドさんは言う。最高っすよ!はウドさんの口癖の一つで(もうひとつは ご存じのことだと思いますが)、ウドさんにはいくつの最高があるのやら、と思うが、スコットランドの風景が好きな人は好きだと思いますよ、という言葉には信憑性がある。

8時を過ぎて、空が青くなってきた。

雲は白く重なり、その上の水色の中に羽毛のような雲のかけら。
波は静かでフェリーは揺れひとつない。

食堂にはいつのまにか我々しかいなかった。

ゴードンとほくとさんはいつのまにかうちとけ、ウドさんとくにさんは今夜行くパブの相談をしている。

俺は今夜のフライトで帰国するが魂はスコットランドに置いていこう
キング・カズの気持ちになってハイボールに口をつける。
フェリーはゆっくりとすすんでいく。

ゴードンとウドさんがウイスキーのスペルの話をはじめた。kyとkeyの綴りについて。時計を見ると針が8時半を指した(朝の)。

もちろんハイボール

旅の仲間がきっと出来る