台風のおかげで波が荒くなり結局フェリーは欠航、予約してあったRAC(琉球エア・コミューター)にて那覇へ。空港はこんな感じ。

空港で晴れ待ち。雲は帯のようになって、久米島まで行くという。30分くらい待って雲が通り過ぎたら出発だそうだ。
ぐんぐん雲が大きくなって、暗くなって、雨がザッと降って、また晴れた。出発だ。
9人乗り。こんな小さい飛行機に乗るのは、モルディブの水上飛行機以来だろうか、と思っていたらもっと小さい飛行機だった。
でも、不思議なもので、小さいなら小さいで結構これが楽しい。ちょっと揺れたりしたが、全然気にならない。機長さんはロマンスグレーのおじさん。すごく頼もしいしかっこいい!生まれ変わったら飛行機乗りになりたい。ジャンボじゃない、セスナだ
。”かっこいいとは、こういうことさ”という名コピーがあったが、まさにだ。窓からは環礁がセロリアンブルー、台風のおかげで素晴らしい体験。
余談だが乗って最も恐ろしかったのは
某中国系キャリアの成田北京線。そのまま西に飛んでいく機材だったため(客が少ないから)古くて小さくて、座席は横並びに2席ずつ4席、座席は妙に薄くて今にも外れそう、
サーモスタットかと思ったらTVだった。どんなに安くても乗らない、と誓ったのはまた別の話。
ぽっかり空いてしまったので、次の宿を探す。
たまには普通のホテルにでも泊まるかと、最も近い宜野湾の
ラグナガーデンホテルを予約。何しろ空港からタクシーで25分。
アリビラは素晴らしいホテルだが行ったことがあったのと、ちょっと予算オーバー。昨日まで5500円の宿でいきなり32000円はさすがに無理だった。
また、宜野湾は我がチーム横浜ベイスターズのキャンプ地である。そういう意味でも行かなくてはなるまいという使命感。部屋からはなんと野球場ビュー。感涙だ。
窓から球場が見えるホテルなんて他にあるだろうか。
ちなみに名護市営球場は外野の向こうが海。海に消えるホームラン。考えるだけで泣ける。
2日ぶりに
ハイボールで乾杯だ。ホテルのバーでハッピーアワー、500円。素晴らしい。立て続けに3杯。