2016/03/28

3月29日新発売!サントリーのクラフトビール『クラフトセレクト』でビールはもっと楽しくなる!

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クラフトビールといえば20年くらい前。ヒューガルテンやシメイを良く飲んだ。
その独特の風味が洋風のつまみに合うのと、スーパードライ全盛期のビールがどうもつまらなく思っていたのだ。

当時は飲める店が少なく、しかも1杯1000円前後と高かったが、ビールに応じて洒落たグラスに合わせて飲むこだわりも気に入っていた。いわばハレの酒だった。

この日はサントリー「クラフトセレクト」の試飲イベント。

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よく飲み歩きをする荒木町だが、サントリーの秘密基地があるとは知らなかった。

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仕事を終えて足早に向かった俺。今日はハイボールはお休みだ。
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2015/01/02

2014年この料理にハイボールが合う!忘れられない店ベスト5

あけましておめでとうございます。

2014年も飲みました。
新年を迎え(暇なので)、2014年行った店の中で、ハイボールにぴったりだった飲み屋、ハイボールにぴったりマッチしたつまみ、忘れられない店ベスト5を振り返りたいと思います。

番外 丸健水産のおでん
赤羽の奥深さを感じたシャッター街でのおでんは、下町ならではの焼酎ハイボールにぴったり。ロケーション含めて思い出深い店でした。

第5位 UOMAN DINING「日本酒バルさわら」のうなぎ燻製
鰻の燻製の濃い味が超炭酸ハイボールにぴったり。山崎とも合わせてみたい味でした。

第4位 ロッキー馬力屋の馬焼肉
珍しい馬肉の焼肉が楽しめる珍しい店。新鮮な焼きたての馬肉とメーカーズマークのMMハイボールがぴったりでした。

第3位 やきとんまこちゃんのカシラタレ
新橋になわばりを構えるまこちゃんグループのカシラタレは定番の味。しっかりした噛みごたえと、ツンとくる辛子をハイボールで流す。四半期に1回は行きたい店です。

第2位 立呑みとんかつまるやのカキフライ
揚げたてカキフライは衣もうまい。さすが揚げ物やのスピンオフ立ち飲み店。禁煙なら最高なのですが。

栄えある第1位は、庭つ鶏の唐揚げ
今までの唐揚げがなんだったのか、という美味しさ。サクッとした外側としっとりした中側。癖のない鶏肉。思い出すだけで食べたい。なので2014年都合4回お邪魔しました。キンミヤのハイボールも好きですが、やはり角のハイボールがぴったりでした。

振り返ると濃い味や揚げ物にハイボールって合うんですよね。

今年はどんな店に行こうかな。
2015年もハイボールをよろしくお願いします!

2014/11/01

『Hanako No.1075 美味しい秋を、大人飲み!女子もそろそろ・・・ウイスキー講座』を読んで夜空を見上げた。

本屋はいいところだ。
なぜならどこかに行かなくてもどこかに行った気分になれたり、何かを発見できるからだ。

今日本屋で発見したのはこの雑誌の特集だ。


Hanako (ハナコ) 2014年 11月13日号 No.1075Hanako (ハナコ) 2014年 11月13日号 No.1075
(2014/10/23)
マガジンハウス

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『美味しい秋を大人飲み!』はまあいいとして、問題はこれだ。

『女子もそろそろ・・・、ウイスキー講座』

なに・・・。

女子も・・・

ウイスキー・・・

だと?

俺のウイスキー遍歴はそれなりに長い。

二十歳の頃、好きだった後輩に振られたショックで安く買えたジムビームを一気飲みしてひどい二日酔いになったのが始まりだ。
ウイスキーとは痛い自分を痛めつけるアルコールの代表格だった。

そして遊びに来た友人に親父のオールドパーを飲まれたこと。
親父が「なんだ!飲んじゃったのか!」と珍しく声を荒げたこと。

就職して先輩の家に泊めてもらい、モルトを初めて飲んで美味しさに感動したこと。

想い出が走馬灯のように駆け巡った。

・・・おいおい、そんな優しい飲み物じゃないんだ、お嬢さん。

大丈夫か、ウイスキーを嫌いになったりしないだろうか、と何故か心配になりながら雑誌を手に取ってめくると、まず白州蒸留所への訪問記事。
なるほど、白州は飲みやすい上に美味しいし、白州は森ガールにとって行ってみたいかもしれないな。

そして見覚えのあるウイスキーカクテルの記事。
なるほど。あれは美味しかった。
特に女子受けするだろう。というか男向けではない。
店もお洒落で落ち着くしな。。

そしてハイボール特集。

銀座ブリックや、数寄屋橋サンボアや、もちろんこの店も。
なるほど、どれも名店と呼ばれている。
うん、行くならロックフィッシュがいいよ。
間口さんはニコリともしないけど、女の子には優しいよ(たぶん)。
何よりハイボールのレベルが他の店とは一段違う(濃いけど)。

そしてバーボンソーダの記事。
なるほど、バーボンソーダ!今飲みたいぞ。

なんだ、いい特集じゃないか。
女子にウイスキー、流行るといいんじゃない、と雑誌を置き、店を出た。

最初に感じた気持ちは何だったのだろう、と思うと、「嫉妬」みたいなものだったのだろうか。
工夫無く、そのままウイスキーを飲むしかなかったあの頃。
ウイスキーで自分を痛めつけたあの夜。
高嶺の花だったオールドパー。
アパートの部屋で飲んだモルト。

色褪せた想い出はウイスキーカクテルの華々しい色と比べるとだいぶ埃っぽいが、それは誇り高い想い出でもある。

それにしてもウイスキーがHanakoの特集になるなんて時代も変わったのだなあ、と夜空を見上げると、(俺を含めた)おじさんたちの想い出たちが認められたような気分が空から降りてきた。

何かうれしいような悲しいような、そんな不思議な気分だった。

ウイスキーズⅡ
2013/10/27

【休肝日】「東京の空の下オムレツのにおいは流れる」を読む

家に帰ると飲んでしまって何も出来ないので最近の読書はもっぱら電車内で、この日読んでいたのはこの本。

東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)
(2011/08/05)
石井 好子

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シャンソン歌手の石井好子さんが「暮らしの手帖」で連載していたエッセイには、パリの暮らしや帰ってきてから食べたり作ったりした食事の思い出が綴られているのだけれど、これがまたとても美味しそうなのだ。

タイトルにあるようなオムレツの描写はもちろんなのだけれど、強烈に気になったのがロールキャベツ。

俺の場合、手に入りやすいからか(三崎はキャベツの産地なので・・・)ロールキャベツが食卓にのぼることが多かった幼年時代、身体にいいからと無理やり芯のところを食べさせられて余計に嫌いになったのだが、石井さんのレシピはなんとも美味しそうなのだ。

1.ロールキャベツのグラタン
普通に作ったロールキャベツを取り出してグラタン皿に広げ、その上からホワイトソースとチーズをかけて天火で焼く

2.ドイツ風ロールキャベツ
ロールキャベツを煮る前にバタで炒めてから煮る

特に1のグラタンは強烈に美味しそうでオフィスに着く前にそれで頭の中がいっぱいになってしまった。

思わず席について同僚のお母さんたちに話すと「美味しそう!」とそろった声が返ってきた。
そのあと各自の家のロールキャベツについてひとしきり会話したのだけれど、そんな風に場を温めるような力をこの本は持っている。

肉の代わりにあぶらげ、春菊の代わりにセリを入れたすき焼きならぬ「アブセリ」や、茄子を炒めてトマトソースをかけて天火で焼く「パルマ風グラタン」など他にも美味しそうで作れそうな料理が他にもたくさん。

レシピ風ではなく適当に書いているようで美味しそうに出来あがるところもまたいい。
(パルマ風は実際に作ってみたが適当で美味しく出来ました。)

料理をしようという気に自然になるので、キッチンに立とうかな、と思うお年頃の女子にもおススメ。

亡くなった旦那さんやお父さんの思い出にも食事が絡む。
人間1日3回はご飯を食べているので当たり前だが、思い出の中で食事にまつわるエピソードはとても多い。

食事を大切にするということは思い出を増やすということだ。

美味しそうな料理でお腹を鳴らすだけではなく、そんなこともこの本を読んで考えた。
2013/04/22

「飲めば都」を読んで飲む

北村薫さんは落語家と女子高生が謎を解くミステリ”円紫さんと私”シリーズなどが好きで昔から読んでいる作家で、キャラクターの行動や言動から伝わるつつましやかな人の気持ちの行き来が自分を省みて頭を垂れさせてくれる佳作を書く。

毎日の混んだ通勤電車や狭い世間の浮き沈みや人間関係のゴタゴタなどを経験してすり減ったココロにこれが効いてきて、こんな自分じゃダメだなあと思わせてくれる、と言ったらちょっと言い過ぎかもしれないが、実際にそういうところがある。

そんな北村さんのこの作品は、出版社の女性編集者が主人公。都さんは酒が好きだが飲まれてしまう女性で、年齢はお年頃のアラサーだ。同僚や作家先生、取引先との主に酒場でのもろもろが描かれてなんというか連続ドラマのような趣き。

作家先生の接待だけれど会社の金で飲むのを堂々と書くとは今の世相とは違うけれど、こんな仕事のやり方ってあったんだろうなあと、そのある意味のんびりしたところに呆れるが、まあ今でも出版業界はこんな感じなのかもしれない。結果としていい作品を作って世に出せればそれでよし、ということなのだろう。

あるときは大七をアンキモをつまみに飲み、
あるときはシメイを赤からはじめて白、赤とあげていく都たちは、ある日の自分たちとかぶる。

カクテルの名前を間違える上司やしったかぶりでモルトの名前を解説する編集長の姿は、酒飲みとしてちょっと喉につまる。

そんな酒飲みが起こすある意味ありきたりな事件の中に、北村さん特有の人の弱さに対する優しさや慈しみが描かれていて、ちょっとにやりとしたりグッと来たりする。


酒は人を不幸にもするかもしれないが、幸せにもする。
酒に飲まれたいために飲む酒もある。

長い人生の間中、願わくば酒を末永く飲むために身体を自愛すべし、と自らを省みながら、本を閉じた。

酒に彩られた微笑ましいエピソードを集めた一冊を読み終えて、やっぱり飲みたくなった。
ハイボールを作りにキッチンへ向かったのでした。

飲めば都飲めば都
(2011/05)
北村 薫

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食本以外のブックレビューはこちら → ブックス・ハイボール