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2011/10/05

しゃぶしゃぶ&火鍋とハイボール

大連と言えば海鮮!
今回は海鮮&肉しゃぶしゃぶを堪能しました。
英都肥牛火鍋城です。

豪華しゃぶしゃぶ

こう並ぶと壮観です。

大連なのにビールは青島

暑い中の行軍の後はビールが恋しい!

1人1つの鍋です

食べるのに夢中で〆のおじやを撮影忘れました・・・。

2軒目は民主広場で見つけたバー、BEER719BAR。

思わず吸い込まれてしまいます

大連生活満喫してる この方のブログでも紹介されてました。

バンドの生演奏を聞きながらハイボールを注文。
案の定首をひねられたので・・・ウイスキー&ソーダで注文しなおして・・・

ついにハイボール

ジャックダニエルのハイボール!

ソーダの気が抜けた感じがまた大連のぬるい空気にベストマッチ。

ぬるいんだけど気を抜くとやばいムードもあってでもとっても日本人に優しい街・大連。
大連ファンになって再訪を誓った我々なのでした。

3軒目は袋とじで!
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2011/09/30

【休肝日】中国の車窓から

どうして男は鉄道が好きなのか。
レールの旅に自然と憧れてしまうのは何か本能みたいなものなのか。

南満州鉄道、いわゆる通称満鉄は1906年に設立された日本の鉄道会社で、1945年の第二次世界大戦終結まで満州定刻経営の核となった。満鉄の事業は多岐に渡ったがその本業はその名の通り鉄道で、輸送が国家経営の要諦であるのは間違いないところ。
当時の路線が現在も残って使われているという歴史も何やら重みがある。

というわけでやはり大連に来たら列車に乗らねばならぬ。

旅順駅

旅順駅には日本の観光客の方々多数。

のどかな旅順駅ホーム

先行してホームへ入場。ホームにある特別待合室にて列車を待ちます。

普段は会議室らしいです

ちなみに他の会社で参加のお客様は改札通れません。

列車到着

今回は旅順駅から1日2本出ている列車で途中の営城子駅まで向かいます。
そのあとは待ってる車に乗り込んで大連まで帰るという寸法。

(袋とじは石丸謙二郎風に読んでください)

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2011/09/08

時を超えて旅順港

大連旅行のハイライトはやはりこちら、旅順港。

ザッツ旅順港


秋山兄弟の弟、真之が立案実行した「旅順閉塞作戦」。

旅順港にこもって出てこないロシア軍の艦隊。出てこないなら出てこれないようにしてしまえ!
旅順港は湾の出入り口がわずか273メートルで、この湾に味方の船を沈めて、艦隊を出てこれなくしようというわけです。この奇策は結局失敗し、陸軍の203高地戦につながった・・・とのこと。

(「杉野はどこだ!」の軍神広瀬武夫のエピソードはこの時。知らない人はお父さんに聞こう!)

不惑の帝王は何思う

不惑の帝王、人生の先輩のげっさんは「坂の上の雲」の大ファン。感無量です。

空が広いです

この眺めを見ている白玉山は去年開放されて入れるようになった場所。旅順は軍港なので、外国人には制限されていました。

ほほえましいですね

どこでも必ずポージングが必須の中国の方々。我々も真似しないとですね。

旅順港に敬礼

テレレレレーとライムライトのテーマが聞こえてきそうな白黒でパチリ。

善悪や好悪はどうあれ歴史の舞台に上陸した事実に、とっても満足な我々なのでした。
(ハイボールも上陸してほしい)
2011/09/07

衝撃の旅順蛇博物館

旅順の街は小さいけれど結構見どころ豊富で、今回特別に行ってきたのはこちら。

旅順蛇博物館です。

意外に立派な施設で、何故に旅順に蛇の博物館?と思うものの、まあいいか精神で突入。

よーく見てください

入ると公園みたいなディスプレイ。

どっかに蛇がいるのかな、と思いきや、目を凝らすと蛇だらけです。

白い蛇は守り神

白い蛇に多額のお金を費やす方々。良く見えませんが、水槽の中に白い蛇がいました。

毒蛇区って・・・

もうなんというか緊張感で手に汗握る展示。なぜならどこに何がいるのかがさっぱりわからない!
毒蛇区って!

絶対行きたくない

なぜ旅順にこんな博物館があるのかですが、近くに蛇だけが万単位で生息する蛇島があるそうです。
渡り鳥が年に1回来て、それがいい蛇の餌になるとか・・・。
で、なぜその蛇島がそのままになっているのかというと答えがこちら。

精が付くのかな・・・

売ってるのです。

博物館の2階は蛇製品の売り場になっていて、蛇の酒から蛇サプリ、蛇グッズまで、蛇好きにはたまらない館になってます。

無駄に多い店員

ガラガラでしたが・・・。

しびれる経験ですね

首に巻くことも出来ます。1回20元(約250円)でした。
2011/09/05

平成のサムライ旅順上陸作戦

日露戦争の激戦地、旅順。
日露戦争と言えば1904年
100年以上前の戦地に平成のサムライ5人で突撃である。

その激戦地のひとつ東鶏冠山。

弾の跡がなまなましい

土壁に残る弾の跡。

ロシア軍兵舎跡

ロシア軍の兵舎内部。真ん中のへこみに床があったそうで、2階建てだった。

なんともなまなましい感じがするが、古代ローマの遺跡のようなムード。場所に歴史あり。

もうひとつの激戦地203高地。
203高地では日本軍対ロシア軍の戦いで日本軍の死者1万名以上と言うからこれは大変な数だ。

旅順港にたてこもるロシアの旅順艦隊を撃滅するためには高台にある203高地を落とさないと、ということで若い男たちが山を登っては上から撃たれ死んでいった。結局ここを奪取したおかげで眼下に見える旅順艦隊を射撃することができたそうで、100年前のこととはいえなんとも身が引きしまる。

203高地登山

平成のサムライたちも山を登る。
今の自分たちより年下の男たちがやられていった場所と思うとなんだか申し訳ないような。
時代が時代ならここで命を落としていたかもしれない。先頭を行くぼんやり王子が真っ先にやられたに違いない。

慰霊碑は弾の形

頂上の慰霊碑は弾の形をしていて、撃たれた弾を溶かして作ったそうです。

桜の木が整然と並ぶ

中日友好桜花林は旅順口区とライオンズクラブ、日本航空が作った桜の林。
203高地の麓に広がる桜の林は春には桜で満開になり、現地の人たちの花見で賑わうそうだ。
中国の人たちは日本人と違って桜の下で宴会をする習慣は無いそうで、なんだか不思議である。

モニュメントはウルトラマン80あたりに怪獣として出てきそう。またはエヴァンゲリオン。
なんともいえない。

クリーチャーのようなモニュメント

桜の木にはネームプレートを付けることが出来て、その中にメッセージを書くことができる。

ヒロシもちょっとマジメに

このプレート、さすがにふざけた内容を書くわけにはいかずみんなマジメ顔。
書いた後は1人1本、木に針金で付けて、根元に水をやる。植樹のような形である。

自分のプレートが付いた桜の木がこれから育って花を咲かせて、その周りで人たちが集って桜を愛でる。
100年前に万単位の若者が命を落とした場所がそんな場所になると思うとなんだかグッとくる。

セミの声だけが響く桜の林。
まるでお墓参りに来たかのようで、なんとも不思議な気持ちだった。

旅順田舎料理の全貌

お墓参りの後は旅順田舎料理の昼食。
こちら水師営の隣にあるツアー定番のレストラン。ひっきりなしに来るシニアの日本人で満席である。
エッジがぼやけた味ではあるが、汗をかいた後ではなんでも美味い。

やっぱりチンタオ

そしてやっぱり中国の定番、青島ビール。
ハイボールはいつ上陸するのかな、と思いながら乾杯。
乃木将軍って誰ですか?ヒロシ
酒がすすむ。

昔の将軍たち

ちなみに講和の時もみんな酔っぱらってたそうです。ロシア人、目が泳いでます。

<ちなみに旅順へ行くならこのコースがおススメ。中日友好桜花林は他では行けません!>