
博多と言えば明太子、明太子と言えば「ふくや」。俺は博多駅デイトスヘ向かった。空港で「ふくや」の明太子は売っていないのだ。
購入して思い出した。そういえばデイトスに角打ちがあったはずだ。一杯やっていこう。うろうろ探すものの、それらしい店が見当たらない。何しろ普通にお土産が売っているスペースである。
ディレクトリーを見て探していくと発見。
あれ、普通の酒屋じゃん、と拍子抜けしたが、角打ちというのはそういうものなのだ。
狭いスペースに所狭しと酒が並んでいて、バックパックを背負った俺は入るのに躊躇した。
よく見ると奥にカウンターがあり、女性が3名酒を飲んでいた。その横に男性1人客。
混んでるなあと思いつつ酒に惹かれてふらふらと入っていくと、広めのカウンターなのでみなさんの対面に位置すればいいのでした。
こちら、最初にお金に見立てた花札を買って、そこから払っていくシステム。なるほど。猪鹿蝶とは風流だ。
九州と言えば焼酎。今日はウイスキーではなくて、焼酎ハイボールを呑んでみよう。